納品先で急な注文数の変更があるため、あらかじめ納品書を印刷して持っていくことができない業種では、納品時に複写伝票で納品書に手書きして渡し、サインをもらって1枚は持ち帰る方式をとることが多いと思います。
ここでは、モバイルパソコン・モバイルプリンタを使った、クラウド経由で販売管理をロボット制御する方法をご案内します。
初めてお電話をいただいた際のお客様からのご要望です。
納品先で急な注文数の変更があるため、あらかじめ納品書を印刷して持っていくことができない業種では、納品時に複写伝票で納品書に手書きして渡し、サインをもらって1枚は持ち帰る方式が主流です。現場で手書きし、電卓をたたいて合計金額を出す作業をしています。一方会社では納品書の内容を事務担当者が販売管理に入力しています。
これらの業務をモバイルパソコン・モバイルプリンタ、クラウド経由で販売管理をロボット制御することで効率化を実現しています。
本システムは、弥生販売の持つ強力な販売管理の基本機能を活かしつつ、大手宅配会社が行っているようなモバイル端末とモバイルプリンタを使ったスマートな納品システムをロボット技術を使うことで低コストで実現しました。
モバイル通信の環境が良くなったことで、モバイルPCと会社の弥生販売をクラウド経由でつなぐことで、リアルタイムの売上入力とマスター(得意先・・商品)管理も実現しています。
また、コロナ禍における管理スタッフの在宅勤務も、スタッフによるデータ入力がなくなったことで、ほとんどの業務をテレワークで行うことが可能になりました。
モバイルPC専用納品入力ソフトは、小型の端末でも納品スタッフが使いやすくするために文字の大きさ調整と、配送順・得意先別商品マスタを持たせています。
また単価や消費税計算等の基本部分は弥生販売の基本機能を使うことで、法改正等による変更時にコスト・納期面で影響を少なくできる設計にしています。